じめっとした日やギラギラとした日、何かと汗ばむ季節は特に。
汗のにおいが気になることも多い、春から夏にかけてよく使われる「制汗スプレー」

スポーツをする方や学生の方は使う機会が多いと思います。
私は社会人になってめっきり使用頻度は減りましたが、皆様はどうでしょうか?

暑い季節では大活躍の消臭効果なんですが、使い方を間違えると香水同様臭いテロに・・・。

学生時代は体育や部活の後の制汗スプレーの臭いに気分が悪くなった経験もありました。

正しく使えば効果は絶大ですが、意外と正しくは使えていない。

今回はそんな制汗スプレー(デオドラントスプレー)の効果と正しい使い方をご紹介。

制汗スプレーの効果の誤解


一般的に制汗スプレーとして販売されいる商品の効果は以下の3タイプがあります。

  • 汗を抑える効果
  • 菌を抑える効果
  • 消臭成分で臭いを消す・マスキングする効果

  • この時点で私は知りませんでした・・・
    商品ごとに記載があったり特徴をウリにしている商品などわかりやすい表記があるものも多いですが、全てが同じ成分では無いという事なんです。

    体臭が弱いのに抗菌力が高いデオドラント剤を使えば逆にニオイが強くなったり、汗が多いのに制汗力がないものを使って効果を得られなかったり。知らず知らずのうちに意味のない使い方や臭いを逆に悪化させている方が多いそうです。

    なので、デオドラントスプレー本来の力を発揮させるには、自分がどのような体質なのか?を知り、正しい使い方をすることが必要なのです。

    体質にあったものを使い、正しい使い方をすることでデオドラントスプレーの効果をしっかりと得ることができます。

    臭いのは、汗そのものではなく繁殖した「菌」

    「汗臭さ」と言っても、実は汗自体はほぼ無臭。においの原因は何なのかというと、実は雑菌なのです。

    雑菌とは皮膚にいる常在菌などのバクテリア。

    それらが皮脂や汗を吸収することで、必要以上に増え、その代謝物が臭いが発生する原因なんです。

    汗をかくと臭いがするのは、汗自体がくさいわけではない。汗のせいで繁殖する雑菌がくさいのです。

    この雑菌の繁殖を抑えようとするのが、デオドラントスプレーという訳です。

    デオドラントスプレーの正しい使い方

    それでは、デオドラントスプレーを効果的に使うためのポイントを紹介します。

    ニオイ物質と雑菌の除去をする

    ニオイ物質を取り除くには、清潔な濡らしたタオルや汗拭きシート、ウェットティッシュなどで拭き取ります。

    タオルを使用する場合は乾燥したタオルの使用は避けた方が良いとの事、乾燥しているとニオイ物質や雑菌を吸着できず、肌が乾燥するので余計に汗をかくのです。

    汗を拭いた後は水洗いをしてタオルに付いた雑菌やニオイ物質を取り除き、再び皮膚に付着するのを防ぐのが効果的です。汗を吹いたらタオルもしっかり洗い清潔な状態に戻すことを心がけましょう。

    他には、汗拭きシートやアルコール入のウェットティッシュなどは、使い切りで殺菌もできるのでお手軽です。

    濡れタオルで簡単に吹いたあと更に汗ふきシートなどの使用で十分な効果を期待できます。

    その後デオドラントスプレーを使用する

    汗や皮脂などの汚れ、雑菌を取り除いた後は抗菌・制汗をします。

    使用する部位は身体全体で問題ありませんが、やはり汗をかきやすい部位「ワキの下」「首元」「膝裏」などはしっかり使用しましょう。

    使用する商品は、殺菌・消臭、収れん作用があると言われているミョウバンや制汗力が高いパラフェノールスルホン酸亜鉛、殺菌力が高いイソプロピルメチルフェノールが配合されているものを選ぶと効果的。気になれば購入前にチェックしてみて下さい。

    タイプ別オススメ効果の商品

    上記にも記述しましたが、やはりデオドラントスプレーは自分にあったものを使用することが重要です。

    臭いの強さか、汗の多さかにわけてどちらを選べばいいか説明します。

    臭いが強い人は殺菌タイプと使い分け

    銀イオンなどを用いた殺菌タイプはニオイを抑える効果が強いのがメリットですが、必要な有効菌までも消してしまうため皮脂膜が弱くなり、悪い菌が繁殖しやすくなる可能性があります。

    また使いすぎることで、細菌に耐性がついてしまい、いくら使用しても効きにくくなってしまうこともあるそうです。

    悪い細菌が増えてしまうと、余計体臭がキツくなってしまうため、デオドラント剤を使いすぎると、体臭がキツくなると言われているのはこれが原因。

    毎日使うのではなく、2~3日使ったら1日は違うタイプの軽めのデオドラント剤を使ったり、使わない日を作ったりしてローテーションしましょう。

    汗が多い人は制汗タイプ

    汗が多い場合、ニオイはもちろんですが、服に汗が染みこんで服からニオイが発生する原因にもなります。

    殺菌タイプよりもニオイを抑える効果は弱いのですが、汗を抑制することで常在菌に影響を与えずに汗によるニオイの発生を抑えることができます。

    ワキガではない多汗症の方にも有効ですので、ニオイがそんなに強くない人は、制汗タイプのデオドラント剤をつかうようにしましょう。

    余談ですが、私は末端多汗症で手に汗をかきやすいので、制汗タイプのデオドラント剤を使用することで症状が暖和できています。

    デオドラントスプレー使用の際の注意事項3つ

    体を清潔にしてから使う。

    デオドラントスプレーを使用するときはしっかり身体を拭いた後、入浴後など体を清潔にした状態で使いましょう。

    よく見る光景ですが運動後すぐや汗の上からなど、雑菌や皮脂がついた状態で使用しても効果がほとんどないです。

    ニオイ物質と混ざって余計にクサくなってしまうこともあります。

    全身に使うことは避ける。

    制汗剤全般は汗に含まれるタンパク質と凝固物をつくって、汗腺の出口を塞ぐことで発汗を抑えます。

    これを全身に使ってしまうと、体温調整に影響するので体にあまりいい影響は与えません。

    脇や足などの特に気になる部分だけに使用するように心がけましょう。

    1日内に必ず洗い流すこと。

    最近では、天然素材や無添加で肌にやさしい製品などが多く増えてきました。

    しかし、どんなに肌にやさしいといっても、菌を殺すほどの作用があるということは、皮膚にとって全く影響がないという訳ではありません。

    塗りすぎると皮膚の細菌が死んでしまい、減菌状態になってしまいます。そうなってしまうと、より強い細菌が繁殖して強いニオイを放つようになってしまいます。

    デオドラントスプレーは、一時的な対策であって常につけるべきものではないのです。

    常時つけっぱなしは避け、1日に1回は必ず洗い流すよう清潔な環境を心がけましょう。

    まとめ

    今回はデオドラントスプレーについての使用方法を紹介しました。

    デオドラント効果のある商品については他にも様々あり、「パウダータイプ」「クリームタイプ」「ロールオンタイプ」「シートタイプ」など様々な商品が開発されています。

    どの商品にも言えることですが、まずは自分にあった商品を見極めることが何より大切です。

    関連記事では臭いのチェック方法や他のタイプの使い方など紹介していますので是非参考にして頂けると幸いです。