「自分は臭くない!」
そう思っていても、実は自分が気づいていないだけで他の人からは臭いと感じられているかもしれません。
人間誰しも少なからず臭いを発しているのですが、ワキガに限らず自分の体臭はとても気づき辛いものなんです。
例えば古本屋さんやカラオケ、ペットショップなど、最初訪れた時は臭いが気になる事も多いですが、時間と共に徐々に気にならなくなってくる事はないでしょうか?その空間にいる間にその臭いに対して徐々に鈍感になっているはずです。
その原因は鼻、嗅覚がとても慣れやすいという性質を持った器官だからです。嗅覚は同じ臭いを嗅ぎ続けると馴れて反応しなくなる性質があります。
自分の体臭やワキガ臭などもこれが原因で気付きにくくなってしまっているのです。
体調や加齢などによっても日々変化する体臭。
特に加齢、私も若い頃は本当に無臭といっていい程臭くなかったと自負していますが、やはり加齢とともに自分でも臭いを感じる機会が多くなってきました。
[char no=1 char=”classyman”]ダンディ世代の諸君は年を重ねるに連れて更に綺麗にスマートに生きていく為にこそ、自分の臭いと向き合っていく事が大切だ![/char]
[char no=2 char=”EXP-0″]お若い方は早期のうちから自分の体臭について学ぶ事で得をする事も多いはず!臭い男は万国共通でモテませんからね・・・[/char]
今回は「ワキガ臭」に対して客観的に調べる方法をご紹介します。
「ワキガ臭」簡単チェック法
ワキガ体質であるかないかは耳垢の粘度で簡単にチェックする方法があります。
大まかな内容ですが、綿棒を用意して普通に外耳道(耳の穴の事)をこすりましょう。
ワキガ臭の無い方です。
軽度~中程度のワキガ臭の疑いがあるでしょう。
強度のワキガ臭の疑いがあります。今すぐ対策を確認してみる事をおすすめします。
疑いが見つかった方は続いてもう少し詳しく掘り下げていきましょう。
5つのワキガ臭チェック項目
上記の耳垢の話を踏まえ、更に掘り下げて確認していきましょう。
ワキの汗腺にはネックとなるアポクリン汗腺とエクリン汗腺があります。焦点を汗腺に当てて説明致します。
親族にワキガ体質の人がいる方
ワキガは遺伝するという事が多く知られています。
数値で説明すると片親がワキガの場合は50%、両親がワキガであれば80%で遺伝するとまで言われています。
両親がワキガの場合はほぼワキガ体質といっても過言ではないとの事です。
ワキの下に多く汗をかきやす方
汗の量が多いという事は、アポクリン腺が活発に活動している可能性があります。
しかし同じくワキの下の汗腺、エクリン腺の影響での多汗症や精神性発汗の場合も考えられます。精神性発汗の汗は臭いを発しやすい悪い汗をかくのが特徴で、ワキガと勘違いされる事が多いです。
緊張などによる発汗はまた別物の可能性もあるという事です。
ワキ毛が多い・毛深い方
ワキ毛が多い人もワキガ体質である可能性が高まります。
ワキガの原因となる汗を発汗するアポクリン腺は、毛穴の中にあり、毛の量に比例してアポクリン腺の数も多くなるのです。
アポクリン腺がまったく存在しない人もいるため、ワキ毛が多いだけでワキガとは限りません。
服のワキの部分が黄ばむ事がある方
ワキガの発生源であるアポクリン腺から出る汗は、黄色味があり、特に、白い服や白い下着を着用していると目立ってきます。
アポクリン腺から分泌される汗には様々な老廃物や成分が含まれており黄色みががかった少し粘り気のある汗をかいてしまうのです。
しかしエクリン腺の汗であっても老廃物等は含まれており、薄く黄色くなる事もあります。制汗剤と汗が反応した場合や皮脂が一時的に多く分泌された時なども同じです。
肉食が多い食生活の方
肉類や乳製品などの動物性脂肪やタンパク質は、アポクリン腺と皮脂腺の活動を活発にします。それ故肉類を多く食べる国の人々には、ワキガ体質の人が多いのです。
ちなみに日本人は比較的アポクリン腺が存在していない人が比較的多い人種といわれています。
実は、アポクリン腺の数は生まれた時から決まっており増える事はありません。
結論としてアポクリン腺が存在していない人は、いくら肉類を食べてもワキガを発症することはないのです。
肉類を食べると体臭が気になったりする場合、それはアポクリン腺が活性化したからです。
つまり肉食によって臭いを発してしまう事がある場合、潜在的なワキガ体質である可能性が高いのです。
多く当てはまった方は今すぐ対策を
今回ご紹介した項目に当てはまる項目の多い方は軽度でもワキガの体質である可能性があります。
正確に調べるには皮膚科やクリニックなどに相談するのが精密な検査もでき一番安心です。
体臭やワキガは決して恥ずかしい事ではありません。
今一度自分の体臭と向き合って自身をもって生きていきましょう。
当サイトでもワキガについての対策やその他の臭い対策についておりますので、そちらも参考にして頂ければと思います。