やる気が出ない!そんな時は「シングルタスク」に切り替える事を意識しよう

やる気がでない。

あれもやりたいし、これもやらないといけないけど、何からしたらいいのかわからない。

そう考えている内に何も出来ずに時間だけがすぎていく。

そんな経験はないでしょうか・・・

私自身、筆の乗らない日ややるべき事が多い日は集中力に欠け、なにもできないまま1日が終わる何てことを多く経験してきました。

なんとかやる気を出してやるべき事をやりたい・・・!

そんなあなたに、

今回は私が「シングルタスク」に切り替える事によって集中力と継続力を培うのに役立った

『SINGLE TASK 一点集中術 「シングルタスクの原則」ですべての成果が最大になる』

いま最も合理的に能率と生産性を高めると考えられる「一点集中」の方法を提示し、全米で大きな話題となった書籍を紹介します。

著者は、「マルチタスクとは、『常に気が散っている』状態であり、実際には役に立っていない。一つの作業に集中するシングルタスクは『結局、何もできなかった』という日をなくすものであり、マルチタスクをやめた瞬間、生産性は10倍になる」と記しています。

情報濃度の多い今の世の中ではどうしてもマルチタスクになりがちで、タスクからタスクへ注意を向ける矛先を切り替えるたびに生産性が下がるという事です。

この書籍の中では「シングルタスクの効果性」、シングルタスクを使いこなす方法、継続させる方法など、様々な情報がまとめられていますが、今回は個人的に役に立った要点をまとめてご紹介します。


この記事を読むことで、やる気の出ない方や時間に追われている方は効率的な行動への第一歩を踏み出せるはずです!

目次

シングルタスクで「思考環境」を整えよう

非効率なマルチタスクを止め、シングルタスクを推進するには、まず「脳が力を発揮できる最高の環境を作ることが大切」と記されています。

瞑想や散歩など一旦頭を空にして整理しよう!

シングルタスクを行うには、「今の状況において、自分にとって最も大切なこと」を決める時間が重要。散歩をしたり、机に向かって瞑想したりするなどして頭の中を整理しながら「一人でじっくり考え事をする時間」を決めるといい。最も大切なことが決まったら、それを責任持ってやり遂げればいい。

ごちゃごちゃした頭のまま目の前にある仕事をタダこなすだけでは集中力も曖昧で非効率的にダラダラとやってしまいがちです。

[char no=3 char=”シバ左”]私の場合は作業を始める前や、机についた際にまず瞑想を3~5分行う事を習慣にしています。[/char]

デジタル機器である必要のないものはをアナログ機器に切り替えよう!

多くの現代人は、デバイスの利用をうまく自制できない方が多いとの事、スマホのメモ機能を見ようとしたのに新たなメールに気づいたり、調べ物をしようとしていたのにSNSを見てしまったり…そのままネットサーフィンに発展…というケースは少なくないはずです。

本書ではアナログ機器に変えられるものは変える、電話やメール受信などどうしても必要なものは気が散らないようにミュートにする、閲覧したウェブサイトは用が済んだら閉じることも推奨しています。

[char no=3 char=”シバ左”]私の場合はメモは必ずアナログで机の前に広げておき、作業の際はキッチンタイマーで時間を設定する事によってその時間は決めた作業に注力しています。[/char]

メモを机の上に広げている理由は作業中に思いついてしまった他のタスクをとりあえずメモする為です。

本書の中に「パーキングロット」という言葉がありますが、パーキングロットとは駐車場のことで、作業の進行中関係のないことが頭に浮かんだら、その考えをひとまず脇(=パーキングロット)に置き、後で時間ができたら対処するという事が重要だと記してありました。

アイデアは頭に浮かんだままでは思考を圧迫してしまいますし、そのうち忘れてしまいます。

アナログでさっとメモする習慣をつければ、脳に負担をかけず、その後の作業にも役に立つ為更に作業効率が上がるのです。

タスクをまとめ集中的に処理する行動管理方法

[char no=2 char=”EXP-0″]シングルタスクといっても結局はやる事はやらないといけないんだし、どうせやるならマルチでも同じじゃん・・・[/char]

そんな考えもあると思います。

人それぞれあった方法はあると思いますが、私は瞑想の際に更に以下の事を基準にして消化するタスクを組み立てています。

本書でもを発揮できる最高の環境を作る」以外に、著者は「全行動を1つずつにして、タスクをまとめ集中的に処理する」方法が勧められていて、ここでも少し抜粋して紹介します。

短時間で済むタスクから消化する

仕事が山盛りになってしまった場合には、まず「1つにつき1分間から比較的短時間で片付けられるタスク」に着手しよう。
次に、「10分以内で片づけられるタスク」を特定し消化していこう。とあり、段階的に時間のかかるタスクを優先づけてする事が大切だと記されています。

長時間かかるタスクはあらかじめ先のスケジュールに組みこんで消化するのもポイントです。
[char no=3 char=”シバ左”]私は作業に迷った場合、まず短時間作業からこなす事で達成感も得られ次なる作業に進みやすいと感じています。[/char]

類似タスクはグループ分けし、まとめて同じ時間に処理

記述は省略しますが、1日中、メールやメッセージに気が散っている人は多いはず。
届いては返信に追われ、反応があるかないかを逐一確認する、そんな経験はないでしょうか。

調べ物やメール返信など、1日中スマホにとらわれることでタスクの流れが阻害されてしまっている方も多いハズです。
著者は、メール送信は「出社時」「昼休み前」「退社前」の20分×3回に制限することを勧めていますが、この内容から読み取れる事はとても参考になると思いました。

例えば調べ物をする時間を作るのであればメモに書き溜めておいた調べたいことを徹底的に調べる。

ソーシャルゲームをしたいのであれば全てのデイリーミッションはその時間に終わらせる。等

やるべきタスクを明確にしておいて同じ時間にこなす事でメリハリをもって作業に集中できるはずです。

何も考えずに生活していたらダラダラスマホで調べ物を続ける一日なんて事も多いですよね・・・

私もそんな時期はありましたし、今も時々あります。笑

シングルタスクを継続してスッキリした生活を継続しよう!

以上簡単に為になったポイントを抜粋して紹介していきましたが、シングルタスクの進め方のポイントは本書の中で詳しく紹介されています。

これらの習慣を継続・定着させる方法はひとそれぞれあると思いますが、その方法も詳しく記載されていると感じます。日々大量の仕事に翻弄され、マルチタスクに限界を感じている方は、頭の中でやりたい事が多すぎていつもごちゃごちゃしている方は是非一度呼んでみることをオススメします。

私の場合はシングルタスクを身につける事で、仕事と趣味の時間の両立も上手くできるようになりました!

シバ的この書籍の一番の印象

最期に私がこの本で一番印象に残った項目は、「オフの時間もシングルタスク」という項目です。

「食事の間は食べることに意識を集中させれば満足度が高くなる」、「家族や友人と一緒にいるときにスマホを見ていると、目の前の相手に『あなたのことなどどうでもいいと思っている』というメッセージを送っているのと同じ」などよく考えれば納得できますが、普段何気なくしているマルチタスクで日々うやむやに生きていたかな・・・と考えなおす事ができました。

特に食事の項目は考えさせられる方も多いのではないでしょうか?

何気ない一つ一つの行動に満足感、達成感を得て充実した毎日を送るためには一つの事に注力できる「シングルタスク」がなにより重要だと考えさせられました。

仕事をしている時だけでなく、休日もなぜかせわしない、色々やりたいのに達成感なく休日が終わってしまう…

そんな生活を脱却したいと考えている、悩んでいる方に是非オススメしたい一冊でした!

[char no=4 char=”シバ右”]作業や趣味の管理にキッチンタイマー・・・すごく便利です。安くて便利な個人的ベストキッチンタイマーもご紹介!笑[/char]

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